業務案内

鉄筋のガス圧接は、接合端面を突き合せて、圧力を加えながら、接合部を酸素・アセチレン炎で1200℃～1300℃ に加熱し、接合端面を溶かすことなく赤熱状態で膨らみを作り接合する工法です。
突き合せた両端面の原子が接合面をまたいで拡散し、金属結合して一体化することにより接合されます。

鉄筋の溶接継手は、鉄骨の溶接技術を応用して鉄筋を接合する工法として開発されたもので、接合する鉄筋の端面を所定の間隔の隙間を設けて、溶融金属を介して一体とする工法です。
なお、溶接継手は鉄筋端面に隙間があるため、溶融金属が流失しないように裏当て材が必要ですが、この裏当て材には、銅製、セラミックス製、鋼製などが用いられています。

現在弊社では「ガス圧接継手」「溶接継手」の二つの工法で継手工事を行っていますが、今後は「機械式継手」も行うことを視野に入れています。
機械式継手は、鉄筋を直接接合するのではなく、特殊鋼材製の鋼管と異形鉄筋の節のかみ合いを利用して接合する工法で、異形鉄筋のみに可能な継手です。
お客様のご要望にお応えするべく、只今準備・調整を行っています。準備が整いましたらホームページ上でもご案内させていただきます。